読書

  • 「生きのびるための建築」 石山修武 NTT出版
    読みました!

    写真

    石山修武さんは早稲田大学建築学科の元教授です。
    世田谷村という廃墟のような格好良い自邸があります。
    建築家は他人の家では奇抜な設計をしますが、
    自分の家はマンションという人が多い中で
    石山さんは自らの考えを自邸で表現し
    そこに住み続けている!
    こんな凄い人はいない!
    大学の研究室は迷い無く石山研に決めました。

    本の構成は石山さんのものの考え方や、
    建築の考え方についてまとめたものです。

    石山さんは現在の住宅の価格が高過ぎることに
    疑問を投げかけました。
    そして開放形技術論やセルフビルド
    を提唱し、自分の家は自分で造る
    を基に参加型の家造りを一時実践していました。

    材料や人件費等のお金の流れを把握
    することの重要性や、自らの手を動かす
    ことの重要性を家造りを通して提示しました。

    この本を読んで私の友人が自宅脇に造った
    小屋を想い出しました。

    写真 (1)

    建築教育を全く受けていない彼が全て自分で造りました。
    ホームセンターで材料と工具を買い揃えたそう。
    休日を利用して少しずつ造ったそうです。
    結構凄いです!

    仮にこの小屋造りの全てを工務店に依頼した場合、
    彼が使った費用の何倍になるかを考えてみれば、
    かなりの差額になります。
    プロに依頼するのだから当たり前だろ!
    とは言わずに、考える余地が十分にあると思います。

    材料の手配の仕方、使う材料の金額、造る人間、造る時間
    これらの組合わせを少し変えるだけで
    家造りは全く別のものになる!

    せっかく本を読んだので
    石山さんの論と、友人の小屋を強引に
    絡ませてみましたが、、
    失敗に向かいそうなので、ここで一旦やめ
    また、挑戦します。

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