展覧会
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日本の家 1945年以降の建築と暮らし 展覧会に行って来ました
1945年辺りから、現在までの
様々な建築家が設計した住宅の
図面や模型 スケッチの展覧会です。充実した展示内容でした。
どの作品もエネルギーに満ちていている。どれもアトリエ系と言われる設計事務所の作品です。
普通であることの定義はさておき
どの家も普通ではありません。
奇抜な家も当然ありますが、
どれも強烈なエネルギーを感じます展示の中には、これらの家のお施主さんの
インタビュー映像が流されていました。
どのお施主さんも、家も当然のことながら
設計者に対する愛着を感じられる映像でした。
ここまでの人との関係性を仕事を通じて
築けることは凄いことです。
特に上の写真にある、「開拓者の家」の
お施主さんのインタビューが印象的でした。
篠原一男設計の「上原通りの住宅」の
お施主さんのインタビューもとても
印象的でした。ここで、私の話をします。
私も大学で設計を勉強しましたが
卒業後はアトリエ系設計事務所でもなく
大手設計組織やゼネコンでもなく
設計と施工を自社で行う工務店をやっています。
上の人達とは別の世界にいます。
大学を出て、工務店をやる人間は
まだ少ないかもしれません。
工務店の立場から出来ることは
何なのだろうか
自分の立ち位置は
何処なのだろうか
そんなことを考えることがあります。
今回のような展覧会に行くと
より意識するし、こういった場に
行くことも重要なことです。
20年くらい経ったら
自分自身のこともまとめてみたいし
まとまるくらいには、やっていきたいです!ランキングに参加しています。
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「デザインの解剖展」に行ってきました!
佐藤卓さんという方の展示です。
私たちの身近にある様々な商品を
デザインの視点から解剖し、
各製品の成り立ちを徹底して検証するという試み
だそうです。例えば「きのこの山」の解剖の展示
この商品のカタチや箱のイラストの分析から始まり
製造方法や原料、舌触りの徹底的な検証
そして、きのこの山が誕生した時の
社会背景までを調べるという
ダイナミックな展開です。建築分野でも同じ様な研究をやります。
ある建築家の生立ちや、社会背景等を
調べ、その時代にその建築家のデザインした
建物が社会にどんな影響を与えたのかを
論文でまとめるという
いわゆる「作家論」というものです。今回の展示は建築や建築家ではなく
「きのこの山」だったのですが、
非常に斬新で面白い展示でした!ランキングに参加しています。
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たまに休みを利用して展覧会に出かけます。
建築系の展覧会に行くことが多くなってしまいますが、、
他分野のものにも行きたいとは思っています!
今年の前半は割と行っていました。「みんなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築」
吉阪隆正は早稲田大学建築学科の教授でした。
いかにも早稲田らしさのある建築家です。
仕事に対するエネルギーのかけ方が、
そのまま作品に現れる異才です。「フランク・ゲーリー展」
嫌いな建築家です。
でしたが、この展示会で少し好きになりました。
展示の中で、プロジェクト マネジメントに関する
映像がありました。
その内容は、ゲーリーはかなり奇抜な作風で有名ですが、
BIMでプロジェクトの初期から建物コストを把握している
といったものです。
しかも自身でBIMの会社を持っているといった徹底ぶりです。
そこで設計初期の段階から、構造 設備 鉄骨工場 内装、積算、、
あらゆる部分の検討を一斉に行うそうです。
模型 これをPCに3次元でスキャンして3Dモデル化し、
建設コストを把握しながらプロジェクトを進めるそうです。
圧巻です!
「オスカーニーマイヤー展」
ブラジルの建築家です。
学生の頃から好きな建築家の1人でした。
自由で楽しさがあります!
意味のある自由さですが、難しい話になるので
ここでは書きません。「オノ・ヨーコ 私の窓から」
オノヨーコ展に行くのは今回で2回目です。
前回は15年前でした。今回の展示は15年前
の展示会に比べると、品薄でしたが、
相変わらずの、、、でした。
言葉で表現するのは難しいです。
もちろん3回目を期待しています。ランキングに参加しています。
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