2018年12月23日
講習 ホームコネクター工法
木造で大空間を造るための
新工法と言えば
良いでしょうか
耐震性だけでなく
木造でラーメン構造を
造ることが出来る簡易な工法です
大手組織設計事務所や
ゼネコンが木造建築物を
造る際に使用する工法です
住宅の建築で採用しても
コストも高くないので
大きい空間や
大開口の窓を取る場合には
積極的に使用できると思います
まずは手始めに
私の新事務所で試してみようと思います
ガラス張り 斜めの木材で上部の加工を支持するため
斜めの木材の頭と足元にホームコネクターを使用して
架構を組みます
講習では
大工さんに
ホームコネクターを
試してもらいました
木材同士にボルト穴を開けて ボルトを指します このボルトは中が空洞になっています
木材同士をくっつけて 釘やビスで仮固定します
中のボルトに鉄のストローのような棒を回しながら指します
専用の2液の接着剤をストローに抽入していくと
中が空洞のボルトの中に入っていき
ボルトの先端を出て
ボルトと木材のボルト穴との隙間に入っていきます
どんどん抽入していくと
最後にストロー管と木材の穴との隙間から
接着剤が外に飛び出してきます
これでボルトの中と
ボルトと木材のボルト穴の隙間の中も
全て接着剤が注入されたことになります
1日か2日程度 接着剤の硬化を待って完成です
木材にボルト穴を開けて
ボルトに接着剤を抽入するだけの
簡単な工法です
とは言っても
新工法なので
まずは自分の事務所で試してみてみようと思います
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2018年12月23日