2018年2月10日

建物の固さと造り方について

普段 家を造るときには
地盤が悪いと杭を打って補強をして
コンクリートと鉄筋で杭の上に基礎を造り
木造の架構をその上で組み 耐震の金物等で補強をします
全て建築基準法に基づいたルールで設計して施工をして
検査を受けて一連の工事をして建物が完成します

とてもとても固い建物の造り方で、出来た建物も固いです
とても誠実でしっかりした工法です

でも何か別の造り方で建物を造りたい
例えば軽い建物なら、地震に対して有利
基礎を造らなければ、地面と建物の縁を切れるので
地震力の影響が少ない
軽くて基礎の無い建物ならば、地面が液状化しても
持ち上げて、沈んだ箇所に砂利でも詰めれば良い
造り方を簡易で済ませれば建設コストも驚くほど
落ちる


この家はとても有名な住宅です
コルゲートパイプをグルッと丸めて結んで楕円形のカタチ
にして地面の上にただ載せてワイヤーでつっぱているだけ。
巨大な地震が起きても、ゴロンゴロンしてそれで済むのでしょう
鉄板で出来ているので、夏は暑くて冬は寒いそう
それもまた、素晴らしいの一言
重機で引っ張れば、引っ越しも出来る
建物が丸いので、外壁の塗装メンテは
上に乗って、バケツでペンキを流せば勝手に塗料が下に流れていく
建物の造り方、コストにおいて洗練された家です

一生に一度で良いから、こういった建物を造りたい

ご希望の方は中村までご用命下さい

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2018年2月10日