2016年10月24日

千葉県 佐倉の家

日曜日に基本設計の打合せをしました。

前回ご提出のプランからの改良案の説明。
施主Uさんからも幾つかのご要望を頂きました。

Uさんも色々と家造りについて調べ
悩まれている様子。
ひとつひとつの検討事項について
長所と短所を説明して
慎重に、時には大胆に
計画を進めていければと思います。

打合せの中で、断熱材についての話が出ました。
弊社では、断熱材として
①グラスウール
②ウレタンの現場吹付工法
この2種類を使い分けています。

①グラスウールは昔から家の断熱材として
使用されてきた断熱材です。
最近では省エネの観点から、高性能な
グラスウールがあります。
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グラスウールのイメージとしては、
出来合いのダウンジャケットのようなモノを
大工さんが現場で柱と柱の間に詰めているようなモノです。

②ウレタンの現場吹付工法は、割と
最近になって家の断熱材として
使用されています。
私が初めて見たのは10年前でした。
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液状のウレタンを吹付けると、
モコモコと膨らみ膨張して硬化します。
写真を見ても分るように、柱と柱の間に
ミッチリ ギュウギュウに詰まっています。
この吹付け工法は10年前は費用が高く
あまり使用できませんでしたが、
現在では広く普及し、一般工法として
使用できるまでコストが下がりつつあります。

個人的にはグラスウールより
断熱性能が良いというのが
ウレタン工法を体感した経験からの感想です。

ただし、グラスウールに比べれば、
ウレタン吹付けの方が費用はかかります。

建物のコストバランスを見ながら、どちらの
工法を使用するのかを検討する。
どんな空間を作るかによって、どちらの
工法を選択するのかを決める。

即決というよりは、その都度、状況により
どちらを選択するのかを決めていければと
思います。

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2016年10月24日