2016年10月03日

地盤調査と新築住宅

地盤改良は家造りの総コストの中で大きな割合を占める一つです。
地盤の状態が悪い場合には杭を打ち、その上に家を載せます。
地盤の状態が良い場合には、地盤改良無しで家を建てます。

地盤改良は金額が大きいために家造りの内容を大きく左右します。

では、地盤改良のコストを把握しながらプロジェクトを進めていくには
どういった段取り踏めば良いか。

①対象となる敷地周辺の近隣地盤調査データを見る。
  あくまで近隣のデータなので、計画地のピンポイントのデータでは
  ありませんが、その地域の地盤を把握できます。
②建替で既存の家がある場合でも、庭等で一度、地盤調査をやってみる。
  地盤調査は一般的には、新築の図面が出来上がり家の配置が決まった
  状態で、実際に家の建つ位置で行います。
  しかし、設計作業には時間がかかるので、事前に一度調査をやってみる。
  例えば、建替えで既存の家が建っている状態であっても、庭で
  調査出来ます。
  実際に家が建つ位置ではありませんが、自分の土地のデータ
  という意味では、①の近隣データよりもさらに信頼性のある
  データを取得出来ます。

③設計完了後に計画建物の配置に沿って地盤調査を行う。
  設計が完了したら、いよいよ正式な地盤調査を行う。

①~③の段階を踏むことで、地盤改良のコストをある程度把握しながら
プロジェクトを進めていけます。

③の状態で調査を行うまではピンポイントのデータではないので、
①と②の事前のデータが当てにならないケースも希にありますが、
不確定要素を少なくしてプロジェクトを進めるという意味でも
有効な手段です!

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2016年10月3日